飛騨高山×セカイカメラ体験レポート

Posted 2009/11/20 11:29 by admin and filed in World of Sekai Camera

岐阜県では、県庁が自ら観光振興の施策としてセカイカメラを活用しています。既に1000件を超える観光エアタグの設置を完了し、年度内には3500件を目標に整備を続けているとのこと。
日本の故郷の原風景が多数残る岐阜の地で、どのようなエアタグが体験できるのか取材してきました。

岐阜県はセカイカメラのビジネスソリューション「Sekai Camera eX」を利用して、Webインタフェースから岐阜各地にエアタグを設置しています。設置したエアタグは Authorized Tag として空間内に表示されます。

世界遺産・白川郷にも多くのエアタグがありますが、現時点でもっとも充実しているのが高山市内。高山の古い町並みをセカイカメラで眺めると、ホテル、飲食店、観光名所などの情報を中心に、多数の Authorized Tag が浮かんでいます。

今回は秋の紅葉シーズンに訪れましたが、桜の名所では桜の写真を、リアルな紅葉とともに、その場所で眺めることができるのは楽しい経験です。他の季節や時期限定の祭りなども、その光景を、同じ場所で時を超えて体験できます。

高山市街では「iPhoneおさんぽコース」と題して、クイズラリーのコンテンツも整備されています。11月末まではiPhoneの貸し出しも用意されています。コースや参加方法などの詳細は、高山のフリーマガジン「ひだっちマガジン2009秋号」に掲載されています。高山駅周辺の土産物屋に置いてあります。

こうしたクイズラリーは、一部のエリアやポイントに偏りがちな観光客の動線を、地域全体に拡げる効果を狙って設計されています。観光客の回遊性が向上することで、地域全体の観光資源を有効活用するとともに、ガイドブックに掲載された限られた情報だけではない、地域の魅力や体験を伝えることができます。

古い商家の並ぶ小道を歩いても、Authorized Tagだけでなく、一般の観光客が残した多くのエアタグを見つけることができました。また白川郷でも、時間の都合で展望台まで訪れることができませんでしたが、高台から合掌造りを見下ろす景色を撮影した写真を、少し離れた国道から見つけることができました。

公式に用意されたAuthorized Tagだけでなく、一般の観光客がポストしたエアタグまでも観光を拡張するコンテンツとなる状況は、世界でも稀に見る観光CGMが実現しつつあるのではと感じました。今後の展開も非常に楽しみです。

機会があれば、ぜひセカイカメラを持って高山を訪れてみてください。

■iPhoneおさんぽコース in 高山
http://mobilecore.net/iphonejuku/take-a-walk-in-takayama/